食料不足と自然破壊
最近特にニュースで取り立たされているので皆さんも関心が増してきていると思う『日本の食料自給率』ですが、こんなこと考えた方は多いはず。世界の人口は毎年7000万人ずつ増えています。でもほんの数年前まで世界の農地面積は減り続けてきました。でもここ数年でようやく農地が増えてきています。
ここまで聞くと何だ、じゃあ大丈夫じゃん。と思う方もいますか?これは決して諸手を挙げて喜べたことではないのです。なぜなら日本の身近な場所で昔と今を想像して比べてみてください。以前は畑だったところが宅地になっているところは沢山思いつきますよね。『あれ?じゃあ、農地は減ってるじゃん。』と気付くはず。一度宅地化されコンクリートやアスファルトを引かれた場所はもう畑には戻りません。日本人はなくしてはいけない農地を無くして来ました。では、農地が増加傾向にあるとは何故でしょう?それは、ブラジルを見るとよく分かります。森林伐採をして農地を今急速に広げています。そう!森林伐採ですよ。昔宅地化された場所は農地には戻せませんから新しく農地を作ろうと思うと森や林に眼が行きます。大切な木々を根こそぎ切り倒しそこに新たな畑を作り始めています。確かに畑が増えれば食料は今までどおり輸入でき賄えるかも知れません。でも、温暖化という観点から見たときにあなたならどう思いますか?
日本は人間が食べる食料と家畜などが食べる飼料をあわせると70%以上を海外から輸入しています。という事は、前に述べた森林伐採の加担者でもあるわけです。ブラジルで急速に広がる畑の多くが大豆です。日本が一年間に消費する大豆の量は約500万トンと言われています。国内生産量は年間約20万トンですから実に95%は輸入に頼っていることになります。ですから数字上ですが、スーパーで売られているお豆腐の95%は輸入大豆と思ってよいでしょう。大豆から作られたサラダ油は100%に限りなく近く輸入大豆です。
森林を伐採してまで作られている大豆をこのまま輸入し続けていて良いのでしょうか?せめて国内生産量を上げる必要性があるのでは。確かに全ての単価が高騰するでしょう。でも地球温暖化に直結する森林伐採は止めなければならないことは誰もがうなずく筈です。
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